AGAの原因

壮年性脱毛症の原因と予防、そして対策を徹底解説!

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 10代から30代の抜け毛で悩む方は、「若年性脱毛症」と呼ばれていますが、それに対して、薄毛で悩む40代以上の男性の約9割近くの方は、「壮年性脱毛症」に該当するといわれています。ここでは、そんな壮年性脱毛症について、その原因と対策についてご紹介しましょう。

壮年性脱毛症と男性型脱毛症(AGA)の違い

 AGA(男性型脱毛症)は思春期を過ぎた男性なら誰にでも現れる可能性のある対象年齢が広いものですが、その中で40代~50代を対象にするのが壮年性脱毛症に当たります。

AGA(男性型脱毛症)とは

 AGA(男性型脱毛症)は、思春期を過ぎた男性に現れる薄毛の症状を云います。AGAの多くは男性ホルモンの一種のDHT(ジヒドロテストステロン)が、髪の成長サイクルを乱すことで引き起こされます。その他には、生活習慣の乱れやストレスによって引き起こされることもあります。一般的に男性薄毛の95%が、頭頂部や前頭部から進行します。ですから、40代~50代の薄毛のほとんどは、壮年性脱毛症と云えます。

壮年性脱毛症の対策

① 皮膚科・専門クリニックを受診しましょう。

 壮年性脱毛症に限らず、薄毛全般の相談はセルフケアするより、専門家の意見を聞いた方が確実ですよ。壮年性脱毛症は中途半端なセルフケアで改善するものではないので、皮膚科・専門クリニックで原因に合った対策や治療を提案してもらいましょう。治療薬の処方には皮膚科・専門クリニックの受診が必要になるので、対策を考えるのなら一度受診することが大事です。

② 治療薬の使用

 現在、日本で認可されている薄毛治療の内服薬は「プロペシア」と「ザガーロ」の2種類で、壮年性脱毛症にもその効果が認められています。この2つの治療薬は、AGAの原因であるDHTの生成を抑止するので、薄毛の進行を止めることができ、壮年性脱毛症の治療に効果が期待できます。ただ、医薬品には副作用のリスクもあり、治療薬も安いものではないので、慎重に判断してください。

※育毛剤も考えてみましょう。
育毛剤には、発毛促進、育毛、脱毛予防効果が認められているものも多くあります。治療薬ほどの効果は望めませんが、その分身体への負担が少なく、副作用のリスクを心配しなくてよいと云うメリットがあります。費用の面でも、クリニックで受ける専門的治療と比べれば、安価になるので手軽に始められます。副作用のリスクを考えて、とりあえず今ある髪を育てようと思うあなたには、育毛剤が合うかもしれませんね。

壮年性脱毛症

壮年性脱毛症の症状

 壮年性脱毛症の症状は、頭頂部(頭のてっぺん)や前頭部(額)から発生し、頭部から髪の毛が抜けた部分の形をアルファベットになぞらえて、O字型、M字型、U字型などと呼ばれています。

① O字型・・・頭頂部から頭髪がだんだん薄くなっていき、その後全体に広がっていきます。
② M字型・・・前頭部から真ん中を残すような形で、生え際から後退していきます。
③ U字型・・・前頭部の生え際から後退していきますが、M字型のようには生え残る部分がありません。あまり進行していない時は、少しおでこが広いくらいの印象に見られますね。
これらの症状が同時に進行することもあり、また違った形で脱毛が進むこともあります。

壮年性脱毛症発症のしくみ

 壮年性脱毛症にはテストステロンと呼ばれる男性ホルモンが大きく関係します。テストステロンが多いと、体が筋肉質になるとか、胸毛などの体毛が濃くなるほか、薄毛になるとよく云われます。それなら、テストステロンが多ければ多いほど薄毛になり易いかと云うと、それほど単純な話にはならないので、まずはヘアサイクルから見てみましょう。

ヘアサイクル

 

ヘアサイクル

内容

期間

①   

成長期

毛が生え始めてから、成長が止まるまで

の期間

2~6年

②   

退行期

成長期と休止期の間の期間

約2週間

③   

休止期

毛根が退化して、毛が抜けるまでの期間

約3ヶ月

④   

 

成長期へ戻ります

 

ヘアサイクルとは、休止期で髪が抜けてしまうと、それで終わりと云う訳ではなく、また同じ毛根から①~③を繰り返します。

毛が抜ける理由

 ジヒドロテストステロンと呼ばれるホルモンが作用して、成長中の髪の毛を退行期へ移行させてしまうので、細くて短い髪の毛が多くなって、十分に成長する前に抜けてしまうのです。こんな状態が多くの髪で続けば、成長するより抜けてしまう髪の毛が多くなって、薄毛になってしまうのです。尚、この髪の毛の成長を邪魔するジヒドロテストステロンは男性ホルモンのテストステロンが変化したものなのです。

壮年性脱毛症と遺伝の関係

 各個人が、テストステロンをどのくらい持っているか、そして、ジヒドロテストステロンの作用で、どのくらい髪の毛の成長が邪魔されるかは、全て遺伝の影響を受けています。いつ頃から発症するかについては、一般的には歳を取るにつれて発症の確率が高まりますが、10歳代後半から20歳代で発症する方もいます。現在、発症をなくしたり、発症後の治療で完治させると云う方法はまだ見つかっていません。壮年性脱毛症(男性型脱毛症)の発症メカニズムが全部解明されている訳ではなく、まだ判っていない別の要因も考えられます。ただ、生活習慣にも関係がありそうなので、生活習慣の改善が無意味であるとは云えないようです。

男性ホルモンが多いほど薄毛になり易い?

 男女共、若いほど男性ホルモンであるテストステロンの量が多いのですが、40歳代を境に、その量がドンドン減っていき、その後は緩やかな減少を続けます。でも、テストステロンの量が男性型脱毛症の発症に関わるなら、若いほど男性型脱毛症のかかる方が多いことになりますよね。でも実際は逆に、歳をとるにつれて男性型脱毛症を発症する方が増えてきています。それはなぜでしょう。若いうちに発症する方もいますが、多くはある程度の年代にならないと、スイッチのようなものが入らないようです。このスイッチの入る時期次第で、男性型脱毛症が発症する時期が決まってくるようになります。

30代の薄毛対策

薄毛の原因の検証

 男性の薄毛は、そんなに珍しいものではなく、特に高齢者では髪が薄くなっている方の方が多いくらいでしょう。でも、AGAは10代後半から発症する方もおり、年齢に関係なく起こりうる男性の脱毛症となっています。薄毛の原因は男性ホルモンと云われ、それによって毛母細胞の中でジヒドロテストステロンに変化して毛髪の成長を妨げます。30代男性でもM型やO型などの薄毛になってしまうのがAGAの特徴で、早めの薄毛治療が発毛を有効にします。

女性の薄毛や抜け毛の場合

 30代前半の女性はその時期をピークにして、女性ホルモンの分泌量が低下し、ホルモンバランスの乱れによって抜け毛や薄毛が発症します。また、妊娠や出産によって一時的に抜け毛(産後脱毛)が増えたり、ダイエットで髪の主成分のアミノ酸が不足して抜け毛を起こすこともあります。でも、女性の脱毛症は男性のように毛穴から髪の毛が全部抜けて、毛根が死滅するものではありません。ただ、毛が細くなり、髪の量が減ってボリュームが無くなるというのが特徴なのです。

男女に共通する原因

 ストレスや生活習慣の乱れは男女共通の薄毛・抜け毛の原因で、たばこや偏った食事、自律神経の乱れは、毛根まで栄養が行き渡らず、毛が細くなったり抜けたりします。

30代の薄毛治療法

【男性の場合】
一般的にプロペシアと云う内服薬が、ホルモンや脱毛の原因をもたらすDHTを抑制します。発毛成分のあるミノキシジルを含む外用薬と併用すれば、脱毛の進行を抑えて発毛を促します。プロペシア使用の注意点は男性ホルモン低下による副作用で、子どもが出来難くなることです。自己判断での服用は避けて、AGA専門クリニックと相談しながら治療をすすめてください。

【女性の場合】
30代女性の場合、分娩後脱毛症であれば普通1年くらいまでに自然に回復するので、心配することはありません。妊娠のせいで女性ホルモンが乱れて、一気に休止期に入るため抜け毛が増えてしまうからです。また、長い髪の方が家事や仕事の際に、ゴムできつく引っ張って髪を縛ったり、同じ分け目を長く続けていると部分的に脱毛することがあります。これは髪型を変えることで対処できますよね。それに薄毛治療専門のクリニックなら、薬の処方だけでなく生活の改善や食事療法などのアドバイスもしてもらえます。

40代の薄毛対策

 40代男性の場合はAGA発症に加えて、社会での役割や立場からくるストレスや過労が重なって、更に進行し易くなってきます。その時に短い毛が頻繁に抜けるようになったり、毛が細くなったと感じたら、直ぐに薄毛・抜け毛治療に取り組むことが大切です。それが今後、薄毛が進行するか回復するかの分かれ道となるでしょう。治療費の面でも、初期症状での対応なら最低限で済みますが、進行してからの対応では高額にならざるを得なくなります。でもM字やO字型に進行してしまった方も諦めることはありません。高額にはなりますが、最新治療や自毛植毛によって以前のヘアスタイルに戻ることも期待できます。AGA症状が現れたら、早期治療を目指してプロペシアやザガーロ、ミノキシジルを使用することで回復が期待できますので、早めの薄毛治療専門のクリニック受診がおススメです。

【女性の場合】
40代女性にとって最も多い薄毛の症状は「びまん性脱毛症」で、分け目や頭頂部の皮膚が透けて見え、更年期前後に現れます。ホルモンバランスの乱れ、ストレス、ダイエットによる栄養不足、間違ったヘアケアなどが原因となって、薄毛・抜け毛になる40代女性が増えてきます。子供の進路や教育・家庭の問題など、主婦としてストレスを感じることも多く、早い方では40代前半で更年期障害になって体調不良や抜け毛などを引き起こすことがあります。また、キャリアウーマンとして働く方は、結婚と仕事の問題の板挟みがストレスになることも考えられます。男性の治療法と異なり、正しいヘアケアやダイエットの見直し、ストレス解消で、抜け毛や薄毛の改善が期待できます。それでも改善が見られない場合は、薄毛治療専門クリニックの受診をおススメします。男性専門のAGAクリニックでも女性薄毛治療に特化している処もあるので、注目してみてください。

抜け毛・薄毛の防止対策

① 生活習慣

 改善の方法で一番良いのは「規則正しい生活を心がける」ことです。人によって異なるでしょうが、現代人の生活スタイルは昔と比べれば崩れていることが多いようです。ですから、抜け毛・薄毛を防ぐために日常生活ですぐ出来ることは、過剰なダイエットや喫煙を止めること、規則正しい生活、質の良い睡眠、栄養バランスの整った食事を心がけることですね。

② 運動

 生活リズムが整ってきたら軽く運動することで、血行を促進させ、髪にも十分な栄養を届けるようになります。発毛剤や育毛剤で外部から髪の栄養を注入しても、体内を巡らなければ、ただつけているだけに終わってしまいます。先ずは体内から栄養を循環させることが大事ですよ。

③ ヘアケア

 健康な頭皮維持のために頭皮の血行を良くするには、過剰な刺激を与えるシャンプーを使わないこと、パーマとカラーを短期間のうちに行わないこと、シャンプーは正しい方法で行うことが大切です。ブラッシングは丁寧に、また週1回シャンプー前に頭皮オイルマッサージをすることが効果的です。

④ ヘッドスパ

 ヘッドスパにもいろいろありますが、共通しているのは、頭皮洗浄・血行促進・リラックス効果があることです。自分でヘアケアするには限界がありますが、定期的にヘッドスパをすれば、薄毛や抜け毛対策には非常に効果があがります。プロの手による徹底的な頭皮洗浄、頭皮マッサージによる血行促進で、髪にしっかり栄養が届くので,育毛剤の効果が高まります。ストレスのせいで薄毛や抜け毛に悩んでいる方も多いので、体をリラックスさせることで、頭皮だけでなく体全体の健康につながります。

いかがでしたか、多くの方々が悩まれている壮年性脱毛症ですが、根気良い対策が良い結果を生みます。
是非、参考にしてみてください。

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