治療方法

AGA治療選択肢となる?植毛治療の種類に迫る!

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 AGAとは、Androgenetic Alopeciaの略称で男性ホルモン型脱毛症(男性型脱毛症)のことを云います。男性型脱毛症は成人男性特有の進行性脱毛症で、特徴は頭頂部や生え際の毛髪が薄くなり、男性ホルモンや遺伝の影響が主な原因だと云われます。特にこの頃は20代以降の多くの男性に見られ、日本人男性の3人に1人がAGAだと云われています。治療せずに放っておくと、AGAはますます進むので、早めに治療することがおススメですよ。ここでは、そんなAGAを治療する方法をご紹介します。

植毛治療

 なんとなく、枕もとの抜け毛が多くなった気がする、洗髪後の乾かす時に抜け毛が多い、髪の毛が細くなったような、額や頭頂部が薄くなってきたような気がする。こんなふうに感じてきたら、それはもう既に、AGAが進行してきている状態です。AGAや薄毛が今以上に進む前に、AGA専門の病院やクリニックで相談し、適切な治療を受けましょう。治療・対処方法は様々ですが、次に挙げる一覧表を参考に、あなたに合った治療・対処方法を見つけてください。

治療・対処方法

メリット

デメリット

費用

・自毛植毛

後頭部の元気な毛髪を薄毛部分に移植する

移植した髪は元気な状態を引き継いで半永久的に生え変わる

初期費用がかかる

120万円/一度限り

一度の施術で半永久的に生える

・結着増毛

既存の髪1本に2・3本束にした人工毛を結ぶ

即効性があって、希望のヘアスタイルに近づけられる

継続するために費用と手間がかかる

240万円/10年

(月額2,000円)

・一般的カツラ

カツラをピンで留めたり、編みこんで固定

即効性があって、広い範囲の薄毛をカバーできる

維持するために費用と手間がかかる

520万円/10年

(本体80万円、メンテ1万円/月。2年ごとに買い替え)

・貼り付け式カツラ

施術箇所周辺の毛髪を剃り、強力な接着剤やテープで固定

まとまった髪が短時間で手に入る

粘着力には限界があり、心理的な不安が伴う

555万円/10年

・発毛サロン

トニックで育毛促進やプロのシャンプー、マッサージ

頭皮環境や血流の改善を促す

AGAに対する直接的なアプローチとは云えません

1,560万円/10年

(5年コース、

約780万円)

・育毛剤(ミノキシジル配合のもの)

ミノキシジル配合の市販育毛剤を毎日外用

 

血管膨張作用があって、髪の毛を太くして、コシを取り戻す可能性があります

使用を中止すると、効果がなくなる

90万円/10年

(月額7,500円)

・内服薬(フィナステリド配合のもの)

医療機関で処方されるフィナステリド配合の錠剤を毎日内服

AGAの原因であるDHTの生成を抑えて進行を遅らせる

使用を中止すると、効果がなくなる

96万円/10年

(月額8,000円)

自毛植毛とは

 自毛植毛とは脱毛の影響を受けない後頭部や側頭部の髪の毛を薄毛の箇所に移植する薄毛解消法で、2010年、日本皮膚科学会の「男性型脱毛症ガイドライン」で“行うよう勧められる”と発表されました。現在では認知度も高まり、薄毛治療のスタンダードな手法として確立されています。自毛植毛のポイントは何と言っても、「自毛植毛で移植した毛髪は、移植前の性質を引き継いで通常のヘアサイクルを繰り返す」ことです。ですから、薄毛だった箇所に移植した毛髪は以前のように、そのまま生え続けるから、薄毛の解消が可能になったのです。

自毛植毛Q&A

Q1-植毛はどのくらいの量を行いますか?

A1-AGAの進行具合や患者さんの予算、希望に合わせて施術量は決定されますが、500グラフトまでの施術でも患者さんの期待に答えられることもあります。密度や面積によっては1000~2000グラフト、又はそれ以上を希望される方もいます。
※グラフト=皮膚組織ごと切り取って細分化した毛髪の単位をグラフトと呼び、「マイクロブラフト(1~2本)」、「ミニグラフト(3~6本)」に分けられ、生え際などの目立つ部分はマイクログラフト、より密度を必要とする部分はミニグラフトと云うふうに使い分けられます。

Q2-施術後の通院は必要ですか?

A2-移植した毛髪が生着すれば、後は通常のヘアサイクルを繰り返すので、通院の必要はなくなります。生えてくるまでが不安な方は、専門医院・クリニックにご相談してください。

自毛植毛と人工毛植毛の違い

 植毛には人工的に作った毛髪を使う「人工毛植毛」と、あなた自身の毛髪を使って移植する「自毛植毛」があります。人工毛は人工の毛髪を使うわけですから、ドナー(植毛のもとになる髪の毛)の量を気にすることなく、好きなだけ移植が出来ます。自毛植毛は今生えている別の箇所の髪の毛を採取するので、採取できる量は限られてしまいます。そして、人工毛と違って生きた髪の毛を植えるのですから、髪のヘアサイクルによって、すぐにその部分がフサフサになるとは限りませ。ただ、人工毛を植毛した場合、拒絶反応の心配があります。体にとって人工毛は異物にあたるので、体内に侵入した異物に対し拒絶反応として炎症を起こしてしまいます。人によって拒絶反応に程度の違いがあり、そのリスクを考える必要があります。その点でいえば、自身の毛髪を使う自毛植毛には、自身の細胞を植え込むので当然拒絶反応の心配はありません。また、自身の細胞ですから、生着率が95%と高く、一度生着した髪の毛は他の普通の髪の毛と全く変わりなく成長し、生え続けます。さらに一旦生着すればメンテナンスなどの面倒な手間がなく、費用の面でも人工毛のそれと比べてかさみません。

植毛方法の比較

現在行われている植毛方法を比べてみましょう。

 

Hair Moving植毛法

スマートブラフト

自毛植毛

ロボット植毛

毛根採取方法

後頭部をメスで切り取り採取

冷却新鮮保存機能付きドリルで、1㎜程度ずつ採取

ストロー状の針で、1㎜程度ずつ採取

植毛方法

丁寧に頭髪の向きに合わせて手作業で植毛します

メリット

・手作業で自然な仕上がり

・白髪や染めた毛でもOK

・傷跡が目立ちにくい

・ダウンタイムが少な  

 い

・手作業で自然な仕上

がり

・白髪や染めた毛でも

OK

・傷跡が目立ちにくい

・ダウンタイムが少な

 い

・医師の経験や実績に

左右され難い

・手作業で自然な仕上

がり

デメリット

・傷跡が残る

・ダウンタイムが長い

・頭皮洗浄は数週間後

から

 

・医師の経験に左右さ

れ易い

・頭皮洗浄は2日後か

 ら

 

・ロボットの精度によっては毛根に傷がつく可能性がある

・白髪を認識しない

・ロボットの可動範囲

に制限がある

・頭皮洗浄は2日後か

 ら

満足度

☆☆

☆☆☆

☆☆

若はげを植毛で治療

 高校生だって薄毛に悩む方が増えています。見た目より中身が大事と強がっていても、若い時からの若はげはやっぱり、かなりキツイですよね。出来れば早く改善したいと思っても当然です。若はげでお悩みの方、いろいろ治療法を検討の中に植毛は入っていませんか?植毛は薄毛を最も根本的に解決できる治療法かもしれませんよ。若はげでお悩みのあなたに、ひとつの手掛かりをここではご紹介します。

若はげの症状と治療法とは

 男性が加齢に伴って、前頭部や頭頂部が薄くなって行く症状をAGA(男性型脱毛症)と云います。髪が成長していないのに抜けてしまったり、一つの毛穴から生える髪の本数が減ってしまって、髪の密度が薄くなりボリュームがなくなったりして、薄毛が徐々に進みます。それが若いころから進む状態を一般的に「若年性脱毛症」、つまり若はげになると云います。植毛の治療方法には、人工毛植毛と自毛植毛の2種類があることについては、既に述べたとおりです。最近はリスクを考えて、比較的リスクの少ない自毛植毛が主流になっています。自毛植毛は、後頭部などのまだ髪が豊富にある部分から、毛包ごと切り取った髪を一つずつ薄い部分に植え込んでいくと云う作業で、専門クリニックの医師が行う純然たる医療行為にあたります。

若はげ植毛治療法のメリットは

 若はげの原因は遺伝だとよく言われますが、生活環境の乱れやストレスなども大きく影響します。ですから、クリニックなどで若はげと診断されたら、なるべく早く治療を始めれば、改善されることが多いのです。治療方法としてはAGA(男性型脱毛症)と同じく内服薬や育毛剤で行う場合が多いのですが、ここでは植毛治療をやってみようと思っているあなたのために、若いうちに植毛治療するメリットをまとめてみましょう。

1-若はげは解消できる
植毛手術が成功して、移植した髪がちゃんと定着すれば、若はげ解消の成功率は飛躍的に向上します。自毛植毛ですからその後の定期的なメンテナンスの必要もなくなり、若はげを根本的に解決して効果を実感することが出来ます。

2-自然な仕上がり
ウィッグを被ったり、若はげを隠そうと無理なヘアスタイルの工夫をするにも限界があり、不自然さは隠せません。でも自毛植毛なら、植毛した周りの髪と同じように成長して行くので、自然な仕上がりになりますよ。

3-長い期間を考えれば手間や費用が省ける
植毛した部分がしっかり定着して生え揃うには長い時間がかかりますが、でもその後は薬を飲み続けたり、育毛剤を地道に使い続ける必要などもなくなります。その分手間や費用が省けますよね!

若はげ植毛治療法のデメリットは

 植毛すれば、若はげの問題は全て解決と安易に思うのは禁物です、メリットもあればデメリットもあるものです。ここでは自毛治療のデメリットについて、ご紹介します。

1-早すぎる植毛は不自然なヘアラインになることもあります
年齢と共に変化し易い前頭部の額の生え際は、早まって植毛してしまうと、額のヘアラインが不自然になってしまう恐れがあります。顔の印象に大きな影響を与える額は顔の正面で目立つので、植毛の時期は慎重に見極めましょう。

2-植毛後のトラブルが皆無とは云えません
植毛は自身の髪を毛包から切開して取り出し、薄毛部分にニードル(針)で植え込んでいく外科手術を伴う医療行為ですから、術後に傷口から炎症を起こしたり、髪がうまく定着しないこともあります。いかに自身の組織でも、他の部位から移植するのだからトラブルが起きないとは云えないことも、心掛けましょう。

3-費用は高額
内服薬や育毛剤などなら月額1~2万円程度で済みますが、自毛植毛にかかる費用はその範囲や治療の程度にもよりますが、100万円以上かかる場合が多くあります。長い目で見れば、その後のメンテナンスが必要ないわけですから、お得と考えれば良いのですが、若いあなたにとってはこれだけ高額な金額を支払うのは負担ですよね。

早まって植毛治療を行わないために

 若はげの場合は、生活習慣を改善する、例えば、食事のバランスを調える、睡眠時間を見直す、ストレス対策をする、内服薬での治療を併用するなども、薄毛を改善する可能性が十分にあります。高額な植毛費用や植毛後のいろんなトラブルの可能性を考えると、まずそれらの改善努力が先決です。その結果、満足のいく治療効果が得られない場合や、代々若はげになる家系で遺伝的要素が強いと思われる方には、植毛治療で根本的な解決が得られる可能性が高いので、そのメリットは大きいと言えるでしょう。

大阪AGA加藤クリニックの院長です。発毛に関する情報を発信しています。

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