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女性の薄毛は遺伝する!?女性の薄毛の原因と対策8選!

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 AGA(男性型脱毛症)は遺伝的要因で薄毛になる可能性がありました。女性の薄毛はホルモンバランスの乱れが原因と考えられていますが、遺伝的要因は関係ないのでしょうか。AGAは悪玉男性ホルモン「DHT(ジヒドロテストステロン)」が毛母を攻撃することで薄毛が進行します。ジヒドロテストステロンは男性ホルモン「テストステロン」と5aリダクターゼが結びついて生成されます。遺伝的要因で薄毛になりやすい男性は5aリダクターゼが活性化しています。女性は遺伝的要因で薄毛になることがあるのでしょうか?そこで今回は、女性の薄毛と遺伝の関係を説明します

男性と女性の薄毛の症状と原因

 男性の薄毛と女性の薄毛症状にはどのような違いがあるのでしょうか。男性と女性の薄毛の症状と原因について説明します。

男性の薄毛症状と原因

 AGAは悪玉男性ホルモン「ジヒドロテストステロン」が原因で発症します。ジヒドロテストステロンは5aリダクターゼと男性ホルモン「テストステロン」が結合することで生成されます。AGAの症状はハミルトン・ノーウッド分類で9つに分けることができます。

AGAは人それぞれ症状が異なります。ジヒドロテストステロンの影響を受けやすい部分から薄毛が進行していきます。女性はどのような薄毛症状があるのでしょうか。

女性の薄毛症状と原因

女性は男性とは薄毛の症状が異なります。以下に女性が発症する代表的な薄毛症状を示します。

・びまん性脱毛症
・牽引性脱毛症
・分娩後脱毛症

びまん性脱毛症

 びまん性脱毛は毛髪が細くなり、髪の毛全体のボリュームがなくなります。症状が悪化すると地肌が透けて見えてきます。びまん性脱毛はホルモンバランスの乱れが原因で発症します。

牽引性脱毛症

 髪の毛を縛っている女性の方は牽引性脱毛症に陥る危険性があります。髪の毛を強く縛ることで、常に毛根に負担をかけることになります。びまん性脱毛と同じように症状が悪化すると、頭皮が見えるようになります。ポニーテールなど、髪の毛を強く縛っている髪型の方は要注意です。

分娩後脱毛症

 分娩後脱毛症は出産後に毛髪が脱毛する女性特有の薄毛症状です。女性は出産をするとホルモンバランスが乱れるケースが多いです。分娩後脱毛症は髪の毛が細くなる場合や、完全に脱毛する場合など、人によって症状が異なる場合があります。

 女性にはびまん性脱毛になりにくい人や、分娩後脱毛症になりにくい人もいます。女性の薄毛には遺伝的要因が関わっているのでしょうか。

男性と女性の薄毛の遺伝的要因

 びまん性脱毛や分娩後脱毛症になりにくい人はいます。薄毛になりにくい人は遺伝的要因が関わってくるのでしょうか。女性の薄毛の遺伝的要因について説明します。

男性の薄毛の遺伝的要因

 薄毛になりやすい要因はX染色体にあります。以下にX染色体が薄毛に及ぼす影響を示します。

・5aリダクターゼの活性化
・アンドロゲン受容体の感度を決める

 X染色体には悪玉男性ホルモンの材料となる5aリダクターゼの活性化という危険性が潜んでいます。またX染色体には男性ホルモンと結合するアンドロゲン受容体の感度を決める遺伝子となります。遺伝的要因で薄毛になっている男性は母方の祖父から、薄毛になりやすいX染色体を受け継いでいる可能性があります。ここで注意が必要なことは、母方の祖父が薄毛だからといって、必ずしも薄毛の遺伝子を受け継いでいるとは限らないということです。一方女性は遺伝的要因で薄毛を発症するのでしょうか。

女性に遺伝は関係ない!?女性の薄毛の遺伝的要因

 女性の場合は父親と母親両方からX染色体を受け継ぐことになります。しかし、女性の場合は男性と薄毛になる仕組みが異なります。女性の薄毛はホルモンバランスの乱れが原因でしたね。女性ホルモンである「エストロゲン」と「プロゲステロン」が周期的に安定して分泌されることで、艶のある髪の毛を生成することができます。ですので、両親から受け継ぐ「X染色体の影響は極めて低い」といってよいでしょう。この、女性の薄毛の遺伝的要因ははっきりと解明されていないのが現状です。

男性も女性も成長期を伸ばすことが重要!

 男性も女性も薄毛にならないためには成長期を伸ばす必要があります。以下に毛髪の毛周期を示します。

① 毛球が活動して髪の毛が伸びる
② 正常な毛球の場合2年~6年程度髪の毛が伸びる(成長期)
③ 毛球の退縮が始まる
④ 毛球が退化して脱毛する
⑤ 新しい毛球が活動をする

 男性も女性も薄毛にならないためには「成長期の期間を延ばす」ことです。この成長期を短くするのが男性ホルモンであり、長くするのが女性ホルモンです。女性の薄毛の場合、女性ホルモンのバランスを上手に整える必要があります。どうすればびまん性脱毛などの薄毛になりにくい体質にすることができるのでしょうか。

ホルモンバランスを整える方法10選!

 女性の薄毛は遺伝的要因よりも、ホルモンバランスを整えるほうが重要でしたね。そこで、びまん性脱毛症対策にもなるホルモンバランスを整える方法を紹介したいと思います。

その1!ストレス発散

 人間は生活するうえで、脳から交感神経と副交感神経という指令が体に行きます。日中活動する際に交感神経が分泌され、お風呂に入っている時や就寝時に副交感神経が分泌されます。仕事やプライベートでストレスをため込むと、交感神経が過剰に分泌されます。交感神経が副交感神経よりも多く分泌されると、男性ホルモンの量が増加する傾向にあります。ホルモンバランスを整えるためにはストレスを溜めこまず、リラックスできる環境づくりを模索したほうがよいでしょう。

その2!大豆製品を摂取する

 薄毛に限らず食事は健康な体の維持に必要不可欠です。食事をする際に、大豆製品を多めに摂取することを意識するとよいでしょう。大豆製品には女性ホルモンをサポートする効果がある「イソフラボン」が大量に含まれています。以下にイソフラボンが多く含まれている食材を示します。

・納豆
・豆腐
・豆乳
・きな粉

イソフラボンは艶のある髪の毛を育成するだけではなく、更年期障害の改善にも一役買ってくれます。一度食事内容を見直して、大豆製品を積極的に取り入れることをおすすめします。

その3!ダイエットは卵胞期に

 若い女性は食事を抜いた無茶なダイエットを行って、ホルモンバランスを崩す傾向にあります。ホルモンバランスが乱れればびまん性脱毛の原因につながります。ホルモンバランスを崩さずにダイエットをするには月経後の「卵胞期」がおすすめです。卵胞期は女性ホルモンの「エストロゲン」が大量に分泌され、お肌や髪の毛に艶が出ます。髪の毛のハリとコシを保ちつつダイエットするには卵胞期がおすすめです。

その4!湯船につかって頭皮マッサージ

 シャワーだけでお風呂を済ませる人が多いようですが、きちんと湯船に入ることをおすすめします。湯船につかっている時は、副交感神経が働きリラックス効果を得ることができます。さらに頭皮マッサージを取り入れることで、血行が良くなり、頭皮環境も改善されます。親指の腹を使って、耳の裏から頭頂部にかけて押し上げるようにマッサージすると効果的でしょう。

その5!漢方薬を取り入れる

 ホルモンバランスが乱れており、体調を崩している方は漢方薬を摂取してもよいでしょう。漢方薬にはホルモンバランスを整える効果が期待できます。漢方薬は便秘や生理痛にも期待できるので、おすすめです。漢方薬はお薬ではないので、薄毛治療にはならないことは留意しておきましょう。

その6!30分以上継続した運動を継続する

 冷房が効いた部屋でデスクワークをしている女性の方は血行不良に陥り、ホルモンバランスが乱れる原因となります。1日30分以上継続した運動を日常生活に取り入れることをおすすめします。電車通勤の方は1駅前におりて、軽くウォーキングをするとよいでしょう。
ウォーキングをする時間がない人は、なるべく階段を利用するようにしましょう。

その7!アルコールとカフェインは控える

 アルコールを毎日摂取する方は休肝日を設ける必要があるのでしょう。アルコールを毎日摂取するとエストロゲンの分泌が少なくなる傾向にあります。また、カフェインも女性ホルモンの分泌を抑制する効果があるので、適量をこころがけるようにしましょう。

その8!ゴールデンタイムに睡眠をとる

 ホルモンバランスを整えるには睡眠はとても重要です。特に睡眠のゴールデンタイム(22時~2時)に睡眠の軸を置くと、成長ホルモンの分泌が促され、ホルモンバランスを整えることができます。仕事の関係で睡眠時間がバラバラな方はゴールデンタイムに睡眠をとるようにしましょう。

女性の薄毛は遺伝よりもホルモンバランスが影響する!

 女性は男性よりも遺伝の影響を受けにくいです。びまん性脱毛などの薄毛症状はホルモンバランスがとても重要になってきます。ホルモンバランスを整えるには健康的で規則正しい生活習慣を身につけることが必要です。1人で薄毛を改善するのはとても難しいので、実績のある頭髪専門クリニックに相談することをおすすめします。

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